金木犀の香りが漂う季節|虫干し(陰干し)、エアコン内部の乾燥に適している時期
暑さ寒さも彼岸までと言われ、今年も例外なく気候が変わった気がします。
でも、ここ数年、秋が短くなってきた気がします。
例年、以前体育の日となっていた10月10日頃には、金木犀の香りが漂っていましたが、今年は1週間程度遅かったかもしれません。面白いもので、1箇所から漂いだすと、周辺地域の色々なところからあの独特の香りが漂ってきます。
この金木犀の香りが無くなってくる頃が、虫干し(陰干し)に最適な時期と言われます。
虫干し(陰干し)が必要な理由
昔であれば、着物ですね。そして布団。
干すことによって、①湿気を飛ばし、②虫が付かないようにする。また、③カビの繁殖を防ぎます。
クルマなどの洗車と同様、もし損傷等不具合箇所を発見した場合、早めに対処できます。
④定期点検の意味もありますね。
虫干しと陰干しは、広義では同一と考えて良いかと思っています。
厳密には、違うようですが。
いずれにしても、紫外線に当てない、湿気の多い時間帯は避ける必要があります。
そのため、日中に実施する必要があります。
エアコン室内機内部の乾燥
殆どのところで、エアコン(冷房)は使用されていると思います。
この虫干し(陰干し)に最適な時期は、エアコンの中間期に当たり、冷暖房を使用しない時期に当たると思います。
特に、冷房運転が終わり、暖房運転が始まるまでの、この時期がエアコン室内機を清潔に使い続けるために実施して欲しいことがあります。
実は、取扱説明書にも必ず明記されている筈
実は、冷房は室内機内部で結露を発生させています。それを自然に傾斜等を使って、室外機周辺に排水しています。
室外機周辺が夏場は濡れていると思います。排水用のホースがあるからです。
この結露で濡れている状態で、運転を停止。暫く動かさない状態にすると、室温はカビ繁殖に適した温度で、室内機内部は湿気ている状態です。どうなるか、想像つきますね。
そして、暖房運転をすると、室内にカビを吹き出すということになります。
実施すべきことは、室内機内部の乾燥です。
単純に暖房運転を数時間実施することでも乾燥をさせることができます。
できれば窓を開けて換気しながらの実施が良いと思います。
この手間を省かなければ、エアコンクリーニングは不要になるかもしれません。
不用品の処分
不用品処分は、多くのご家庭では、年末の大掃除や、生活環境が大きく変わるときに実施されますが、虫干し(陰干し)同様、定期的に家庭内の物品の点検をすることをおススメします。
何もしなければ、お金は貯まりませんが、物は溜まっていきます。
快適な生活空間を確保するためには、1年にカラダを動かしやすいこの時期が良いと思います。
重いもの、大きいもの、どう処分して良いか分からないものがありましたら、当社までご連絡下さい。