年末年始の生まれ故郷への帰省|まだまだ元気な両親は変わりありませんか?健康寿命は延びていません

いよいよ2024年も年末が迫ってきました。

仕事納めという言葉も見聞きする時期になってきました。

都市部への集中は未だ続き、年末年始にかけて帰省するという方も多いと思います。
「ストレス」や「帰省ブルー」というキーワードもSNSで多く見かけるのが年々増加してきている気がします。
夫婦それぞれが、自分の実家に帰省する(義実家には行かない)、「セパレート帰省」というキーワードも近年は珍しくなくなってきましたね。

ただ、帰省する側だけでなく、帰省を受け入れる側も同様だということは認識しておいても良いかと思います。

とは言え、年に何度もないことですから、お互いの変わりない様子を見るということは大切だと思います。

2024年度健康寿命

この度、厚生労働省から健康寿命が公表されました。

3年毎に公表されますが、2019年以降横ばい(平均寿命も暫く下がっていましたが)という結果です。

▽女性 75.45歳
▽男性 72.57歳

都道府県別で最長となったのは、男女ともに静岡県ということです。
さて、その要因は???
長野県などは、県をあげて減塩化を進めているようです。寒い地域や海が無い地域はどうしても塩分が多めになるということです。

現役世代の多くの方は、他人事と思っているかもしれませんが、現実を見ましょう!

ご両親の年齢は?
いつまでも元気なままと思ってしまいますが、年々衰えは来てしまいます。

30代、40代、50代と、自分でも気づくと思いますが、どうしても、そのスパンが短くなってきます。

「いつまでも、あると思うな…」

元気なうちに進めておきたい、相続対策と生前整理

「終活」という言葉にはなかなか拒否反応を示すかもしれませんが、相続対策や生前整理は、重要度が増してきていると思います。

デジタル化が進み、財産が認識しにくくなってきていることもその要因です。
また、親世代との同居をしていない場合、自己所有の土地建物やお墓をどうするのかなど考えるべきことは色々あります。空き家問題も深刻です。

とは言え、子世代からなかなか言い出せないのも事実です。
いきなりこの話題だと、親も怒り出すことも考えられます。
親世代も、子ども達に遠慮して言い出せないというケースもあります。

これは、家庭の相続だけでなく、会社の事業承継に於いても同じようなことが言えます。
そう、普段からのコミュニケーションが大事となりますね。

何気ない会話から、「あれはどうなのー?」なら会話も進むかもしれませんね。

少しずつでも、進めてみませんか?

帰省はそのタイミングです。